渋谷 - Approach

開演の少し前にnestに着く。
楽屋に行き、キムくんに挨拶をする。
池永さんはいなかった。

会場は、少し並ぶぐらいで入れたので
開演までのんびりしてたら、開演時には満員で
前の方には行けないぐらいになっていた。

オープニングの映像から、すでにメチャクチャカッコよく
薄い紗幕の向こうで踊り演奏するあら恋のメンバーが
瞬きのように見えた時には
さぶイボと同時に笑ってしまうぐらいのカッコ良さだった。
途中、機械トラブルで演奏が中断するなどあったが
そこから盛り返そうとするメンバーや池永さんのテンションに
心を鷲掴みにされる。
トラブル前よりもスリリングになり、ライブならではの展開に感動した。
アンコールでやってくれた新曲は、新たなあら恋を感じて
音源が待ち遠しいと思った。
二回目のアンコールは無かったが、コールに答えて出てきた
池永さんと、キムくんはカッコ良かった。

池永さんとは、二年前の夏の終わりに
豊田さんの『POP LIFE』レコーディングに
写真を撮りに行かせてもらった時に
豊田さんに紹介して頂き
それから、あら恋のライブを見に行ったり、一緒に沖縄に行ったり
去年、大阪でやった自分の作品展のイベントに出て貰ったりした。
同い年という事もあり、いつも刺激を貰える人だ。

帰り際、少しだけ挨拶して、渋谷で少し飲んで帰る。
帰りの電車の中で『俺も何か、何か』と気持ちがいそいそした。