新大久保

帰って来た、写真口論。
誰も待ってないのに、帰ってくる写真口論。


金子山と、その昔やってた、地獄のイベントです。
2011年に東京で一回と、京都のsocial kitchenでやっていた
僕の展示の関連イベントとしてやりました。
あの時は、なぜか沢山の人が来て頂いて、ビックリしたのを覚えています。
それから、金子くんは、このイベントを派生させた企画を
沢山して全国行脚したり今も毎月、別のイベントをやっています。
僕は僕で相も変わらず、展示したり、ミュージシャンや
美術、パフォーマンスの人達と、色々やって来ました。
けど、取り立てて、お互い歳を食った以外は
あまり変わってない気がします。(本当は変わりたい!)


金子くんは、批評とか言ってますが、元来、批評なんて一番出来ない人で
僕も悪口は言えるけど
人様の前で批評なんてもんは得意ではありません。(出来るけどね。)
なので、おじさん二人が本気で喧嘩してる
もしくは、本気でモメているイベントだと思ってください。
だから、写真口論。
写真は、スライド形式でやるんですが
もちろんカッコいいスライド写真を見せるためにやるのです。


金子くんの告知では、書いてないですが
概要は、2017年毎月やります。
そして、1月は、2016年12月から2017年1月の写真と
1999年の写真のスライドを見せます。
2月は、2017年2月の写真と、2000年を見せます。
という様に、その月の写真と
1999年から一年づつカウントアップしていく感じです。
なぜ1999年からかというと
僕が1999年から写真を始めたからで
初期の写真を見せようという事になり、こうなりました。
ま、写真において、この括り意味あるかは分からないですが
なんとなく写真のムードとか何かが違うと思うので
楽しめるんじゃないかな、と思います。


という事で、何卒、よろしくお願いします!


1月20日(金)19:30〜 
料金1000円(要1オーダー)
会場:カフェアリエ http://cafearie.com/
東京都新宿区百人町1-1-8
JR新大久保駅から、徒歩10分。
JR新宿駅から、徒歩15分。
ネイキッドロフトの横の道を入って一本目の道を右に曲がってすぐです。

京都

12/9今週日曜日18:30〜
京都のソーシャルキッチンでやります。


作品集『mound』発売記念イベントやります。
いつまで出版記念イベントやってんねん!って感じですが
ずっと閉店セールやってる店のノリで気まづいですが
本当は販売促進会の気持ちです。


1年半ぶりにソーシャルキッチンでやるのが楽しみです。
一緒に本を作った、飯川雄大君、金氏徹平君
僕の本を見た瞬間に取り扱わせて下さいと言ってくれた
NOT PILLAR BOOKSの桂さん
急遽司会をしてくれる事になった真田清貴くん
そして、企画してくれた山崎伸吾さんと
ある事無い事、真剣に適当な事を話しますー。
スライドショーもしますよ。
タイトル『愛とか恋とか』(予定)です。
是非来てください!!
暖かい格好で来てねー。

神戸3

神戸でのクロージングイベント、盛況のうちに無事終わり
翌日、搬出を終えて、またもや小橋君と木彫りの観音と
三人で東京に車で戻ってきた。
終って寂しい気持ちも少しあるけど楽しかった。
観音はアトリエの片隅で、今も尚、軽くお辞儀しています。


こんな場ですが、神戸アートビレッジセンターの企画してくれた伊藤さん
大橋さん、安間さん、広報の大泉さん
シルクスクリーンを丁寧に教えて下さった林さん
館長の坂本さん、アートサポーターのみなさん
KAVCのスタッフのみなさん
オープニングで司会をしてくれたIN/SECTSの中村悠介さん
クロージングイベントで、メンバー以上に頑張ってくれた
POPCORNPRINTCLUBの田村愛さん、大野紅さん
ビデオ作品に出演してくれた佐伯慎亮君
取材に協力してくださった新開地商店街、街のみなさん
設営、イベント、撤収を手伝ってくれた、安藤智さん、谷本真理さん
中村潤さん山野若菜さん、西上翔平さん、京芸の学生のみんな
そして、ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。


ハジメテンは、今後の予定なんも決まってないけど
また、どこかで展示やイベントがあったらよろしくお願いします。
もう何もなかったら、さようなら〜。
各々の、個人活動見に来て下さい。

神戸2

明日、12/2、神戸新開地にある
神戸アートビレッジセンター
ハジメテンのクロージングイベント
『ハジメテンのバッジフェスタやねんin神戸』があります。


自分の好きなバッジ作れたり
僕達が用意したシルクスクリーンを使って
自分の服や持っている物をカスタム出来ます。
小鳥以外のメンバーは、みんな来るので
お時間ありましたら来てやって下さい。
展示も合わせて楽しんで欲しいです。

東京 問う、今日

モノを作ったりする事や
困難な事に挑む気持ちや好奇心は
自分にはとてもあって
例えるなら、モノを作るという険しい山を自ら望んで
楽しんで登って行く事は本当に好きだ。
だけど、日常という平坦な、つまずくもんなんか何もない道で
つまづいて思いっきり転けて、大ケガをする自分は
もはや情けなくて変態なんじゃないかと思う。
せめて、好きな人ぐらいは幸せにしたいと思うが
どうしたもんかな。

神戸1

ハジメテンの展示が神戸のアートビレッジセンター(通称KAVC)
という所で始まってます。


10/24の夜に、メンバーの小橋陽介君と東京を出発して
25日の早朝大阪に着いた。
他の東京メンバーは、まちまちだけど
だいぶ後に神戸入りで、僕と小橋くんは、またもやだいぶ早い前乗りで
完全にマエノリティ・リポートだった。
小橋君とは、ほぼ片時も離れず
東京に戻って来たのが11月8日だったので
鬼のように長い時間を過ごした。
その後、東京に戻って来てからも
カタログの編集とデザインを4、5日間一緒にやってたので
お互い、犬を飼いだしたぐらいに思ってたんちゃうかな。


最近のハジメテンとしての展示が良くなかったとかではないけど
僕らの中でフォームとか、役割分担みたいな事とかが
何と無く決まってきてて、完全に個人的な意見だけど
ちょっと大丈夫かな?って思ってた。
それはそれで、肯定的に思ってるメンバーもいると思うし
(そんな話はしないから分からないけど)
その感じがちょっと良いなとも少しは思う。
でも、陳腐な言葉だけど、ミラクルとか魔法みたいな要素が
あまり起きなくなってきたのか
それに慣れてきてしまったのかは分からないけど
那須で最初にやった時のグルーヴや
高揚感や無責任感が、僕の中では薄れつつあった。
前にハジメテンの
那須の展示と制作のドキュメントビデオを作った事があって
神戸入りする前に
ふと見たら、自分達にしか分からない事なのかもしれないけど
とんでもなく新鮮な感じがして
メンバーの何人かには、あれ見てって言ったりしてた。
『へー、そうなん。』とか言って、薄ら笑いでスルーされたけど。


そんなカオスな感情を抱えたまま
展示作業が始まり途中でこのカオスな感情が大事やったんやん!って
都合良く思い始めたりし、メンバーもどんどん神戸入りしてきてやりだすと
普段は本当に、みんな自分勝手で適当なんだけど
何がきっけかは分からない状態で、一瞬みんなが同じ方向を向く時があって
うわ!ってなるやつが出て来て、そうそう!これこれ!
っていうのが瞬間が何回もあって興奮した。
最初にやった那須の時よりも
よりグレードアップしたグルーヴと訳分からんさが増して
バチッとはまってるけど形は変、みたいな
フザけたもんを真面目に作れたと思った。
他のメンバーが本当にどう思ってるかは分からないけど
僕は密かにずっと興奮して嬉しかった。
前には当たり前に思ってた、ハジメテンをいつ辞めてもいいやー
って、ちゃんと思えた。


ま、そんな僕のどうでもいい、おセンチな感情は無視して
展示見に来てやって下さい。


後、大阪のSTUJIO Jというギャラリーでやっている
坂本真澄さんの個展『東京愛情事故』の写真の作品を撮影しました。
女の子の何かがスパークしているので
神戸と合わせて是非見に行って欲しいです。

北京

北京に行ってきた。

美術家金氏徹平さんの
展覧会ドキュメントカタログの撮影で二週間ちょっと。


制作、撮影が大変過ぎて、ほとんど滞在しているアパートと
美術館の制作している倉庫の往復で
観光、買い物一切なしの、超ストイックな滞在だったけど
メチャクチャ楽しくてエキサイティングだった。


金氏くんの手伝いで来ていた
原田拓哉くんと、三人かたときも離れず
述べ300時間強ずっと一緒にいて
中国人スタッフとケンカしたり、ランチしたり
デモに怯えたり、ガールズウォッチングをしたりして
制作、撮影で三人とも、クタクタになりながらも
ずっとゲラゲラ笑ってました。
制作はもちろん緊張感もあり、結構なトラブルに見舞われながらも
それをただのトラブルやマイナス要素にせず
グッと我慢し、作品の面白さに繋げる
彼のユーモアと根気強さには脱帽しました。
原田くんの気遣い、男気にもかなり助けられたな。
本当にありがとう。
告知のビデオを撮りに来ていた
去年まで、大分に三年住んでて九州弁を操る
映像作家のブラッド・キュールという
北京に住んでるアメリカ人のアーティストにも出会えて良かった。
ポーラ、エミリー、ロボ、グァンもお世話になりました。



中国は、作品検閲もありますが
ネット検閲があり、YouTubeFacebookTwitterも見れなくて
ビックリした。普段からTwitterは見ないけど。
街には、日本にも、自分が小学生ぐらいまではまだいた
何か意味なく怖い普通おっさんがゴロゴロいて
なんか懐かしかった。


反日反日いうけど、日本で報道されてる感じはなく
日本のテレビも本当に大げさで、中国を非難するけど
メディアコントロール
日本でも、しっかりと、もっと狡猾に行われていて
あからさまに行われていると言われてる中国でも
若者達は冷静な人も多かった。
それでも、日本より政治的な発言する人は多いし
よく勉強してるな、とかぐらいの印象。
日本も中国とか政治とかメディアコントロールとかも関係なく
日本社会で生きてても思う
もっとドス黒い、自分都合(勿論自分も含めて)が故の
人間の分かり合えなさみたいなものが
ここにも感じて、何か変な気分になった。


展覧会のドキュメントカタログ、面白いもんになると思います。
本を担当してくれる中国人デザイナーも
偶然、森栄喜くんや、宮城ふとしくん達がやってる
OSSUという本の二号目をやってるデザイナーという
巡り合わせもあってビックリした。
日本でも見れるようになったらいいな。誰か輸入して下さい。


明日、そんな金氏徹平さんと大阪のIN/SECTSという雑誌をやってる
僕と同じ年の編集者中村悠介さんをお迎えして
明日22日、大阪の肥後橋にあるcalo books
作品集『mound』の関連イベントを行ないます。
中国での話も、ちょっとしようかな、と思っているので、
要予約と書いてますが、まだ入れそうなので
当日でもふらっと遊びに来て下さい。


同時に関連展示もやらせていただいていて
中国に行っていたので、素材は用意しましたが
イベントにも出る、本をデザインしてくれた飯川雄大さんが
展示をやってくれました。
僕も、まだ見れてません。
展示を人に任せたのも初めてなので
気分は、もう死んでるけど
ちょっとおもろかった街の写真家の回顧展のような気分です。


是非起こし下さい。