オールナイト解体

オールナイト解体、イベント出演の為
大阪、肥後橋にあるAD&A gallery へ。
いつだか、梅田くんに会った時に、『出る?』
『うん。』って感じで、出る事になった。


AD&A galleryが無くなるというのは
自分にとって、結構大きくて、どこの馬の骨かも分からん僕に
作品展を2008、2009年と二回もやらせてくれ
良い出会いも、思い出も沢山あった場所だった。
僕は、その話を聞いた時、割としんみりしてしっまったのだが
このイベントを仕切っていた小多郎くんと梅田くんはスッキリしていて
『最後は、おもろいことやりますよ。』って感じで
ウキウキしている感じで、良いなー、と思った。


イベントは、夜8時から始まって、翌日、昼の12時終わるという
16時間に及ぶ長丁場で、ギャラリーに着いた時
既に、どうなるねん感全開で興奮した。
各々、持ち時間は30分。
僕は2回出番があって、映像とスライドプレゼンをやった。
結構ウケて、終わってから感想を沢山頂いたりしたが
心の中で猛省していた。
コンタクトゴンゾさんの顔つき、DODDODOさんの踊りと声と音楽
McDonazi'sさんの発想力とスキル
その他の出演者のパフォーマンスにも圧倒され、興奮しつつも落ち込んだ。


自分は和歌山出身で、大阪にはコンプレックスが結構ある。
学生時代、大阪で過ごしていた時から思っていたが
大阪の人達の、何かを見たり聞いたりする
批評性みたいなものは独特で
人口や、仕事の数、不況うんぬんという事も勿論あるけど
東京で売れたり活動するよりも
大阪で売れたり活動する方が難しいんじゃないかと何となく思っていた。
今でもそう。(自分はどちらでもダメだけど)
だから東京にいる訳ではないが
大阪で活動する表現者達はカッコよくヌケのいい人達が
沢山いると、改めて思った一日だった。


イベント中、ずっと全く休憩もせず
サポートやトラブルが起こった時の為に、ずっと最前列で見守っていた
梅田哲也くんの集中力と意志にも頭が下がった。
僕は、こういう風に、黙々と、誰にも頼らず任さず
やるべき事やる人間が、無条件にとても好きだ。
そして、小多郎くん、今後どうなるか分からないけど
新しい場所でまた作品展やりましょう。