新和歌浦2

和歌山市にある新和歌浦bagusでのイベント
西光祐輔作品集『mound』リリースイベント
『新しい景色』終了。


26日から京都に行き、本のスリップケースを
シルクスクリーン作家の大野紅さん、田村愛さんや
美術家の原田拓哉くん、山野若菜さん、加納俊介さん、中村潤さん
京芸の学生に手伝ってもらって完成させる。
かなりみんなクタクタだった。
本当にありがとう。


27日和歌山に金氏君、小多郎君、間芝君と入り
先に入っていたテニスコーツの面々と合流。
テニスコーツの面々は泳ぎ倒していた。


軽く打ち合わせ、テストをしてこの日は終了。


当日、朝から、梅田君、マミームーさん、オオルさんウタモちゃん達を
迎えに行って、和歌山最強定食屋、満幸商店で食事をして
bagusに向かう。


みんな各々リハや準備、泳ぎ倒していた。


裏方の方では、始まる前からトラブル続出で、波乱の予感がした。


一発目からテニスコーツで、アンプラグドで
夕暮れの浜での、さやさんの歌声
植野さんのギター、しのっぺさんのトランペットは
素晴らしすぎた。
間髪空けず、梅田君。
風船を使って、空の高さを計るパフォーマンス。
生憎の強風で風船は切れて飛んでいってしまったが
その環境に左右され、失敗を失敗にしない梅田君らしい
面白いパフォーマンスだった。子供達が喜んでいた。
次は金氏徹平君と飯川雄大君と
Spirit of CamomileFlower with Mamaradionさん
崖と廃墟にプロジェクションして、作品を作っていくパフォーマンス。
ここでしか出来ないパフォーマンス。
Spirit of CamomileFlower with Mamaradionさんの音楽と
廃墟と崖に写る巨大な映像は不気味なムードとユーモアがあった。
密かに機械トラブルも続出していたが
金氏君、飯川君が臨機応変に対応して
それを全く感じさせないパフォーマンスだった。
トラブル無ければ、もっと面白かったんだろうなと思った。
梅田君二回目の登場。
自分の準備をしていて、ちゃんと見れなかったが
笑いが起こっていて面白そうだった。
ちゃんと見たかったな。
次は、僕で、海の中にスクリーンを設置してスライドショーをやった。
僕も、機械トラブルで後半のスライドの音が出なかった。
音が無く波と風の音だけで見るスライドも良かったと
言ってくれる人もいたが、残念だった。
次はオオルタイチ+ウタモ&トンチ。
この三人でのライブを見るのは初めて。
オオルさん、ウタモちゃん、トンチの歌声、演奏は
もはや神々しくて、素晴らしすぎて堪らない気持ちになった。
プラントは本当に好きだと思った。
トリは二回目の登場、テニスコーツ
ビーチの片隅で、砂を使った立体を黙々と作っていた
伊藤彩ちゃんの横での波内際でのライブ。
薄明かりの中で、聞こえてくる演奏は
もう言葉にならない程の気持ち良さだった。
最後の曲で、テニスの二人が、僕のスライド写真の前で
歌う事を提案してくれて、梅田君、金氏君、飯川君、小多郎君
オオルさん、僕でのパフォーマンス。
もうどうにでもなれと思って、思いっきりやった。
最後にふさわしいカオス感だったと思う。


イベント中、出演者が演奏や、準備も含めて
同時に色んな事をやってる瞬間が何度あって
その時のマグノリア感は半端なかった。
ジョン・ケージのパフォーマンスみたいだと言ってくれる人もいた。


影で裏方として、ずっと頑張ってくれた小西小多郎くん、間芝勇輔くん
色々手伝ってくれた原田拓哉くん、竜田くん、中谷ツヨシくん
密かにDJで盛り上げてくれてた奥村一郎さん
炎天下の中、黙々と立体を作って
イベント終了間際に見事に完成させた伊藤彩ちゃん
そして、イベントを主催してくれた中谷一陽くん、森下淳哉くん
本当にありがとうございました。


東京、大阪、県外からも沢山のお客さんが来てくれて
自分としては、お客さんがどう思ったかが気になる所ですが
自然環境の中でのイベントの難しさや面白さ反省も含めて
自分のパフォーマンス以外は
本当に面白かったし、素晴らしかった。
新しい景色を見た気がした。


でも、もうすでに幻のような感じにもなっています。