monorail

グラスゴー最終日。


昨日から、探しまわっていた場所に行けた。
それでも、大間違いして
電車で20分ぐらいの郊外に行ってしまったりして
その場所を教えてもらい、行ってみたら?と、言ってくれた
日本の知り合いに電話したりしながら四苦八苦してようやく着いた。
その場所は、ホテルからも見えている、歩いて三分ぐらいの場所だった。
下調べとかも、ちゃんと出来ない自分は本当にアホやと思った。


来たのはいいが、英語を喋れない自分はどうしたものか
どの人に話しかければ良いのかと、考えながら
カフェに併設されたCDショップでCDをチラチラ眺めていると
裏の方から、突然、完全に見た事ある顔の人が出てきて
レジを打ったり作業をし始めて驚く。
日本で行ってみたらと、その話を教えてもらった時
彼の名前が言っていたが、曖昧な話だった事と
冗談で言ってると思って軽く流していたのだが、本当に居た。
まさかいるとは思ってなかったので
そこの場所見て、店員さんとあわよくば
喋って帰ろうぐらいに思っていた。
どうしようと思いながらも、目が合ったので
思いきって話しかけたら、ニッコリ笑って挨拶してくれた。
人見知りで、モジモジしながらいると
彼も少し困った様な感じでいたので
『I can't speak English.』と言うと
彼も『I can't speak Japanese,sorry』と言って
一緒に笑った。
それから、カフェでご飯を食べたり、ビール飲んだりして
ダラダラ過ごしたが、飛行機の時間が迫っていたので
帰りの挨拶をしに行って、拙い英語で
『I hope we can meet again.』と言うと
彼もニッコリ笑って握手をしてくれた。
笑いながら何か言ってくれたけど
焦り過ぎてあんまり覚えていない。
図々しい訪問にも笑顔で答えてくれた彼と
教えてくれた友人達に感謝しながらグラスゴーを後にした。


帰りのグラスゴー空港で、ゲートに向かって歩いていると
空港警察の人に呼び止められて、突然、沢山の質問と
荷物をすべて検査される。訳が分からなかったが
後少しで飛行機に乗り遅れる所だった。
ロンドンに戻って、さわくんにその話をすると
『そりゃそうですよー。西光さん怪しいですもん。』
って言われた。


グラスゴーは、とても良い街だった。